こんにちは。瀧口です。
ブログ更新してなくてごめんなさい。
1つお知らせです。
今度の土曜日(12月10日)の夜に、月食があります。
月食とは、お月さんが隠れるというアレです。
今回は、お月さん全部が隠れます。
「皆既月食(かいきげっしょく)」といいます。
欠け始めが21:45です。
少しずつ欠けていって、
23:05に、月全部がかくれます。
さらに時間がたって、23:58になると、
隠れていたお月さんがようやく見え始めるようになります。
1:58に、満月に戻ります。
太陽が隠れる現象「日食」ですと、
見える地域や見えない地域があるのですが、
今回のお月さんの隠れる現象「月食」は、
どの地域でも見えます。
お月さんは太陽の光を浴びて光っているのですが、
たまたまその間(月と太陽との間)に、地球が入ってしまったときに
地球がジャマをしてしまって、月に光が届かなくなります。
そうして起こるのが月食です。
昔は月が龍に食べられてしまったからではないか??と思われてついた
名前のようです。
思い出したら是非、空を見上げてみてください。
今週の、土曜日です。
ではでは。
瀧口
2011年12月08日
今度の土曜日に月食があります。
posted by アースサイエンス at 14:30| 日記
2011年10月09日
10月8日〜9日恐竜時代の化石発掘にチャレンジ! 報告
こんにちは。瀧口です。
今日は、10月8日(土)〜9日(日)に行われました、
恐竜時代の化石発掘にチャレンジ!
〜1億2000万年前の地球へ〜
の報告をいたします。
この講座、実施のたびに満席になるのですが、
今年は運動会の時期に企画したためか、参加者数が22名と
ちょっと少なめ。
このブログを書いている今日に帰ってきたのですが、
終わってみて、ああ、もっとたくさんに子に参加してもらえたら
良かったなと改めて思いました。それくらい充実した内容に
なりました。
さて、報告です。(一部マニアックです。)
快晴の天気に恵まれて、京都駅から一路、石川県の白峰恐竜パークへ。
途中、福井県に入ったくらいから、道路のそこここに、恐竜の看板や模型が
飾ってありました。結構迫力があり、いつ出てくるかわからないので、
バスの窓に釘付けでした。
足跡とかが道路に書いてあったりするんです。粋な計らいです。
さて、バスの中で恐竜クイズなどをやりつつ、恐竜パークに到着。
入口の大きなイグアノドンに出迎えられながらゲートをくぐりました。
ちなみにイグアノドンは、恐竜の存在を知らなかった人類が、一番最初に
見つけた恐竜で、石川県でも発掘されています。「鳥の歯」という和名です。
公園でお弁当を食べてから、発掘体験をしました。

公園にもこんな恐竜が。

食べられました。

掘ります。

掘ります×2。

ゲットしました!
植物化石(葉や幹や枝)がたくさん見つかりました。
さすがに恐竜の発掘は難しかったです!
まあ恐竜でなくても、1億2000万年前の木の化石が手に入るって、考えたらかなり
すごいんですけどね。
さて、館内の見学です。

やっぱり食べられてます。
博物館の中は、化石や恐竜のことなどがたくさん展示されています。
テキストにいくつかクイズを載せていたので、答えを必死になって探している子も
いました。
やはり生で見ると迫力がありますし、館内もお子さん向けに大きい字でクイズ形式に
展示していたりして、勉強になりました。

集合写真。左に異彩を放っている男がいますが……私です。
宿に帰り、食事のあとは「化石クリーニング模擬体験」をしました。
今回の葉っぱなどはそれ以上きれいにできませんが、
恐竜などの化石が見つかった場合は、壊してしまわないように
ていねいに周りの石を取り除く作業が必要です。
市販の化石発掘キットを使って、ヘラや筆を使って、土を取り除くことを
しました。

真剣です。

きれいにできました!
入浴後、明日の博物館での研究テーマも決めて、おやすみなさい。
2日目

毛布はきれいにたたみます。
宿泊の行事ですので、生活面の指導もします。
トイレのスリッパをそろえるなどは、社会人なら当たり前ですが、社会人でも
やってない人が多いです。ちゃんと今のうちに指導します。
2日目は、福井県の恐竜博物館での見学と研究発表です。
研究発表について少し説明します。
博物館をただ見学しても、正直あまり頭に残りません。
私自身、大学で地質の研究をしていたときも、漠然とフィールド調査をしても
結局何にも資料が残らなかったという経験があります。写真はならぶのですが、
照準が絞られていないので、その写真から読み取れるものがなかったです。
何か、「これを調べるぞ!」というテーマを1つ決めておくと、そこで初めて
指針となるものができて、見学が実になるものに変わります。
テーマがあれば、関係ないものを見ても、あ、これは○○に関するものだから、
今回のテーマとはずれているな、という頭の使い方をするようになります。
そこで今回は、せっかく世界でも最大級の恐竜博物館へ行くので、
グループごとに、テーマを決めて臨んでもらいました。
・1度に産む卵の数が一番多い恐竜は何か。
・最も古くに生きていた恐竜は何か。
・とさかなどのかざりものの役割は何か。
・毒のある恐竜はいたか。もしいないとすれば、どうしていなかったのか。
真剣に決めたテーマであることがわかります。
いざ、見学へ。

トリケラトプスも幼体と成体とでツノの向きがちがうとか。
図鑑などに載っている内容も、最新の情報では異なっていたりします。
発見される化石が増えたり、機械の性能があがるにつれて、新たな発見があったり
過去の発見が間違っていることがわかったりするためです。
ティラノサウルスがプレデター(襲って食べる)かスカベンチャー(死肉を食べる)かの
検証が、物的証拠をていねいに挙げて「だからティラノサウルスはスカベンジャーである」
という結論の論文の解説が見やすく展示されていて、
「プレデターであるというのであれば、あなたはどんな証拠があれば良いでしょうか?」
という問いかけがあったりして、理系魂をくすぐりました。
ちょうどティラノサウルスの実物の頭骨化石が日本に初めて来ていて、
それが今回見学できました。
全長12mの動く(中に機械が入っている)ティラノサウルスなどは迫力があり、
他のお客さんの幼稚園くらいの子は泣き叫んでいました。

動くティラノサウルスの足をさわれる。質感がリアルでした。

歯の解説など。
博物館の研修室をお借りしていて、見学後はまとめてから
研究発表会をしました。

どの班も真剣な様子で、私自身勉強になりました。
毒のある恐竜なんて考えもしませんでしたし、
卵を1度にいくつ産んだかなんて、むむむ。
それぞれ、調べられる限りで調べて、また現在の研究では判明していない範囲は、
自分たちなりの仮説を立てて、その理由も発表していました。
いや、なかなか感動しました。
そんな感じで終了です。
とことん恐竜尽くしの2日間でした。非常に濃く、満足のいく内容でした。
今回行かれた方は、DVDも後日郵送いたしますので、またお子さんと
お話しながらご覧下さい。
まだ行かれていない方も、また来年か再来年に企画いたしますので、是非どうぞ。
いえ、他の企画も参加してくださいね〜。
では、以上、報告でした。
長文にお付き合いくださり、ありがとうございましたm(_ _)m
瀧口
P.S.他の日の、サイエンス教室のブログも是非見ていってください。
お申し込み、お問い合わせはコチラへ!↓
http://www.pens-p.com/tanaka/postmail2.html
今日は、10月8日(土)〜9日(日)に行われました、
恐竜時代の化石発掘にチャレンジ!
〜1億2000万年前の地球へ〜
の報告をいたします。
この講座、実施のたびに満席になるのですが、
今年は運動会の時期に企画したためか、参加者数が22名と
ちょっと少なめ。
このブログを書いている今日に帰ってきたのですが、
終わってみて、ああ、もっとたくさんに子に参加してもらえたら
良かったなと改めて思いました。それくらい充実した内容に
なりました。
さて、報告です。(一部マニアックです。)
快晴の天気に恵まれて、京都駅から一路、石川県の白峰恐竜パークへ。
途中、福井県に入ったくらいから、道路のそこここに、恐竜の看板や模型が
飾ってありました。結構迫力があり、いつ出てくるかわからないので、
バスの窓に釘付けでした。
足跡とかが道路に書いてあったりするんです。粋な計らいです。
さて、バスの中で恐竜クイズなどをやりつつ、恐竜パークに到着。
入口の大きなイグアノドンに出迎えられながらゲートをくぐりました。
ちなみにイグアノドンは、恐竜の存在を知らなかった人類が、一番最初に
見つけた恐竜で、石川県でも発掘されています。「鳥の歯」という和名です。
公園でお弁当を食べてから、発掘体験をしました。
公園にもこんな恐竜が。
食べられました。
掘ります。
掘ります×2。
ゲットしました!
植物化石(葉や幹や枝)がたくさん見つかりました。
さすがに恐竜の発掘は難しかったです!
まあ恐竜でなくても、1億2000万年前の木の化石が手に入るって、考えたらかなり
すごいんですけどね。
さて、館内の見学です。
やっぱり食べられてます。
博物館の中は、化石や恐竜のことなどがたくさん展示されています。
テキストにいくつかクイズを載せていたので、答えを必死になって探している子も
いました。
やはり生で見ると迫力がありますし、館内もお子さん向けに大きい字でクイズ形式に
展示していたりして、勉強になりました。
集合写真。左に異彩を放っている男がいますが……私です。
宿に帰り、食事のあとは「化石クリーニング模擬体験」をしました。
今回の葉っぱなどはそれ以上きれいにできませんが、
恐竜などの化石が見つかった場合は、壊してしまわないように
ていねいに周りの石を取り除く作業が必要です。
市販の化石発掘キットを使って、ヘラや筆を使って、土を取り除くことを
しました。
真剣です。
きれいにできました!
入浴後、明日の博物館での研究テーマも決めて、おやすみなさい。
2日目
毛布はきれいにたたみます。
宿泊の行事ですので、生活面の指導もします。
トイレのスリッパをそろえるなどは、社会人なら当たり前ですが、社会人でも
やってない人が多いです。ちゃんと今のうちに指導します。
2日目は、福井県の恐竜博物館での見学と研究発表です。
研究発表について少し説明します。
博物館をただ見学しても、正直あまり頭に残りません。
私自身、大学で地質の研究をしていたときも、漠然とフィールド調査をしても
結局何にも資料が残らなかったという経験があります。写真はならぶのですが、
照準が絞られていないので、その写真から読み取れるものがなかったです。
何か、「これを調べるぞ!」というテーマを1つ決めておくと、そこで初めて
指針となるものができて、見学が実になるものに変わります。
テーマがあれば、関係ないものを見ても、あ、これは○○に関するものだから、
今回のテーマとはずれているな、という頭の使い方をするようになります。
そこで今回は、せっかく世界でも最大級の恐竜博物館へ行くので、
グループごとに、テーマを決めて臨んでもらいました。
・1度に産む卵の数が一番多い恐竜は何か。
・最も古くに生きていた恐竜は何か。
・とさかなどのかざりものの役割は何か。
・毒のある恐竜はいたか。もしいないとすれば、どうしていなかったのか。
真剣に決めたテーマであることがわかります。
いざ、見学へ。
トリケラトプスも幼体と成体とでツノの向きがちがうとか。
図鑑などに載っている内容も、最新の情報では異なっていたりします。
発見される化石が増えたり、機械の性能があがるにつれて、新たな発見があったり
過去の発見が間違っていることがわかったりするためです。
ティラノサウルスがプレデター(襲って食べる)かスカベンチャー(死肉を食べる)かの
検証が、物的証拠をていねいに挙げて「だからティラノサウルスはスカベンジャーである」
という結論の論文の解説が見やすく展示されていて、
「プレデターであるというのであれば、あなたはどんな証拠があれば良いでしょうか?」
という問いかけがあったりして、理系魂をくすぐりました。
ちょうどティラノサウルスの実物の頭骨化石が日本に初めて来ていて、
それが今回見学できました。
全長12mの動く(中に機械が入っている)ティラノサウルスなどは迫力があり、
他のお客さんの幼稚園くらいの子は泣き叫んでいました。
動くティラノサウルスの足をさわれる。質感がリアルでした。
歯の解説など。
博物館の研修室をお借りしていて、見学後はまとめてから
研究発表会をしました。
どの班も真剣な様子で、私自身勉強になりました。
毒のある恐竜なんて考えもしませんでしたし、
卵を1度にいくつ産んだかなんて、むむむ。
それぞれ、調べられる限りで調べて、また現在の研究では判明していない範囲は、
自分たちなりの仮説を立てて、その理由も発表していました。
いや、なかなか感動しました。
そんな感じで終了です。
とことん恐竜尽くしの2日間でした。非常に濃く、満足のいく内容でした。
今回行かれた方は、DVDも後日郵送いたしますので、またお子さんと
お話しながらご覧下さい。
まだ行かれていない方も、また来年か再来年に企画いたしますので、是非どうぞ。
いえ、他の企画も参加してくださいね〜。
では、以上、報告でした。
長文にお付き合いくださり、ありがとうございましたm(_ _)m
瀧口
P.S.他の日の、サイエンス教室のブログも是非見ていってください。
お申し込み、お問い合わせはコチラへ!↓
http://www.pens-p.com/tanaka/postmail2.html
posted by アースサイエンス at 22:07| 報告
2011年08月19日
7月27日(水)ガリレオ水曜日クラス
こんにちは。瀧口です。
7月27日(水)のガリレオクラスの報告です。
もともと20日(水)の予定だったのですが、台風が近づいていたので
この日にずらしました。結局20日(水)も晴れましたが。
さて、「さとうがしの あまーいじっけん」です。

はかります。

はかります。
大さじ1杯って、スプーンに山盛り1杯じゃないんですヨネ。

まぜあわせます。
料理のレシピに
・さとう大さじ1
と書いてあるときに、スプーンに「わさっ」と盛ったものが「大さじ1」と
思ってしまいますが、(というか教わらない限りそう思うのが普通ですが)
本当は、大さじというさじ(水が15cc入るさじ)があって、
そこにさとうなどを入れて、棒か何かでスプーンの表面をすーっとすりきった状態を
「大さじ1」というのですよね。
こういうのって、教わるか、たまたま自分で読んだ本などに書いてないと
絶対わかりませんよね。
私は小さい頃に母親に教わったので知っていましたが、学校で習った覚えはないです。
料理本には載ってますので一般常識なのかもしれませんが、ご存じない方も結構いらっしゃる
ようなのでここで紹介します。
別の話ですが、お子さんに指導する中で、これを知らんのか、とびっくりするのが
「一滴」です。いってき。
このクスリ(液体のクスリ)を一滴だけ入れてください。
というと、5人中3人くらいは、ちゃんと一滴をぽちょんと入れるのですが、
2人くらいは、ブシューッ!と大量に入れます。50滴分くらい?
スポイトの扱いが下手だからそうなるのか? と最初思ったのですが、
話を聞くと、一滴を知らない子が多くいることが分かりました。
液体のしずくを一粒だけ落とすことを「一滴」といいます。
もう一つ。
ぞうきんや台ふきの使い方も、多くのお子さんは知りません。
話がどんどん脱線して申し訳ないのですが……。
「知らないから、やらない」
ということが結構多くあります。
机に何かをこぼしても、拭こうとしないお子さんは、
単純に「拭く行為を教わっていない」ことが多いです。
机の上に粉をこぼしたら、
この台ふきで拭いて、
流しのところで水ですすいで、
ぎゅっとしぼって、
またもとの場所に台ふきを置いてね。
と教えると、多くのお子さんは、その後ちゃんと自分でこぼしたものを
拭くようになります。
たぶん、
「やり方も分からない」し
「やっていいのかも分からない」
状態になっているようです。
大人は、考えたらわかるでしょ! 自分で拭いてくれたらいいのに!
と思うのですが、実はこれは大人の勝手な言い分です。
「やり方も分からない。やっていいのかも分からない」のは、
それまで親や先生が勝手に拭いて、勝手に解決していたからです。
もちろん良かれと思って。
そのためお子さんは
「それは大人がすることである(自分がすることではない)」と判断します。
たとえばお子さんが、家族の晩御飯を作ろう!と突然思い立って、
勝手に冷蔵庫をあけてごそごそしてスーパー行って買い物して料理し始めたら、
いや、何やってんの、と止めますよね。家庭によっては、怒られます。
あなたにはまだ、そこまでの権利を与えていない、と。
勝手に家のお金を使ってはならないし、怪我をするかもしれないから、
1人で調理してはいけません。
それらの理由は、大人(というか情報が多い人)だから分かることで、
子ども(情報の少ない人)は、何をするのはOKで、何をするのがNGなのかの
判断材料を持っていません。
だから、教えられたことや、これはやってね、と言われたことはしますが、
そうでないことは、しないのです。勝手なことをすると、怒られる可能性があるから。
ということで、自分で勝手に台ふきを取って、自分で勝手に拭いたら怒られるかも
しれないので、お子さんは、言われるまでは、自分から拭いたりしません。
それまでは親や先生が解決してくれていたのに、
親や先生の気が向いたときに突然「やってよ!」といわれても
困ります。
当然できるでしょ。見てたでしょ。考えたらわかるでしょ。
は、申し訳ありませんが、関係ないのです。
ということで、何でこれをしないの? と思ったら、厳しい口調で言う前に、
やり方を教えてあげると良いようです。
それか、
「拭いてもらっていい?」
「やり方わかる?」
などと問いかけると、よい感じです。
子どもは、というか人間は、役に立つと嬉しいので、どんどん仕事を
任せたほうがイキイキしますよ。
まあ、任せたら失敗とかするのでかえって手間が増えたりするんですけどねー。
最初だけは我慢しましょうね。
瀧口
7月27日(水)のガリレオクラスの報告です。
もともと20日(水)の予定だったのですが、台風が近づいていたので
この日にずらしました。結局20日(水)も晴れましたが。
さて、「さとうがしの あまーいじっけん」です。
はかります。
はかります。
大さじ1杯って、スプーンに山盛り1杯じゃないんですヨネ。
まぜあわせます。
料理のレシピに
・さとう大さじ1
と書いてあるときに、スプーンに「わさっ」と盛ったものが「大さじ1」と
思ってしまいますが、(というか教わらない限りそう思うのが普通ですが)
本当は、大さじというさじ(水が15cc入るさじ)があって、
そこにさとうなどを入れて、棒か何かでスプーンの表面をすーっとすりきった状態を
「大さじ1」というのですよね。
こういうのって、教わるか、たまたま自分で読んだ本などに書いてないと
絶対わかりませんよね。
私は小さい頃に母親に教わったので知っていましたが、学校で習った覚えはないです。
料理本には載ってますので一般常識なのかもしれませんが、ご存じない方も結構いらっしゃる
ようなのでここで紹介します。
別の話ですが、お子さんに指導する中で、これを知らんのか、とびっくりするのが
「一滴」です。いってき。
このクスリ(液体のクスリ)を一滴だけ入れてください。
というと、5人中3人くらいは、ちゃんと一滴をぽちょんと入れるのですが、
2人くらいは、ブシューッ!と大量に入れます。50滴分くらい?
スポイトの扱いが下手だからそうなるのか? と最初思ったのですが、
話を聞くと、一滴を知らない子が多くいることが分かりました。
液体のしずくを一粒だけ落とすことを「一滴」といいます。
もう一つ。
ぞうきんや台ふきの使い方も、多くのお子さんは知りません。
話がどんどん脱線して申し訳ないのですが……。
「知らないから、やらない」
ということが結構多くあります。
机に何かをこぼしても、拭こうとしないお子さんは、
単純に「拭く行為を教わっていない」ことが多いです。
机の上に粉をこぼしたら、
この台ふきで拭いて、
流しのところで水ですすいで、
ぎゅっとしぼって、
またもとの場所に台ふきを置いてね。
と教えると、多くのお子さんは、その後ちゃんと自分でこぼしたものを
拭くようになります。
たぶん、
「やり方も分からない」し
「やっていいのかも分からない」
状態になっているようです。
大人は、考えたらわかるでしょ! 自分で拭いてくれたらいいのに!
と思うのですが、実はこれは大人の勝手な言い分です。
「やり方も分からない。やっていいのかも分からない」のは、
それまで親や先生が勝手に拭いて、勝手に解決していたからです。
もちろん良かれと思って。
そのためお子さんは
「それは大人がすることである(自分がすることではない)」と判断します。
たとえばお子さんが、家族の晩御飯を作ろう!と突然思い立って、
勝手に冷蔵庫をあけてごそごそしてスーパー行って買い物して料理し始めたら、
いや、何やってんの、と止めますよね。家庭によっては、怒られます。
あなたにはまだ、そこまでの権利を与えていない、と。
勝手に家のお金を使ってはならないし、怪我をするかもしれないから、
1人で調理してはいけません。
それらの理由は、大人(というか情報が多い人)だから分かることで、
子ども(情報の少ない人)は、何をするのはOKで、何をするのがNGなのかの
判断材料を持っていません。
だから、教えられたことや、これはやってね、と言われたことはしますが、
そうでないことは、しないのです。勝手なことをすると、怒られる可能性があるから。
ということで、自分で勝手に台ふきを取って、自分で勝手に拭いたら怒られるかも
しれないので、お子さんは、言われるまでは、自分から拭いたりしません。
それまでは親や先生が解決してくれていたのに、
親や先生の気が向いたときに突然「やってよ!」といわれても
困ります。
当然できるでしょ。見てたでしょ。考えたらわかるでしょ。
は、申し訳ありませんが、関係ないのです。
ということで、何でこれをしないの? と思ったら、厳しい口調で言う前に、
やり方を教えてあげると良いようです。
それか、
「拭いてもらっていい?」
「やり方わかる?」
などと問いかけると、よい感じです。
子どもは、というか人間は、役に立つと嬉しいので、どんどん仕事を
任せたほうがイキイキしますよ。
まあ、任せたら失敗とかするのでかえって手間が増えたりするんですけどねー。
最初だけは我慢しましょうね。
瀧口
posted by アースサイエンス at 14:33| 報告
